当社が開発し、2017年に初めて市場に投入致しましたMT-DCM デジタル コネクテド マシニング ソリューションのラインナップは、ターニングセンターでの機械加工の世界に新たなフロンティアを切り開くものです。
これらの製品では、メカがエレクトロニクスやセンサー、電子機器などと統合し、工作機械が加工プロセスを制御するなか、より複雑なワークを量産することを可能にしています。
高度に自動化された大量生産では、ワークの寸法管理からツーリング管理、機械部品のメンテナンス、異常検知の管理まで、加工サイクルの全てのフェーズを制御することが不可欠となります。当社のMT-DCMソリューションは、回転工具ホルダを装備する標準的な旋盤でこれを実現可能に致しました。
MT-SmartForce,モジュールは、内臓したセンサーにより機械側CNCと統合され、工具の有無、破損、摩耗を監視し、異常状態なども検知したりと、リアルタイムでの加工監視が可能です。問題が発生した場合には、加工が停止し、加工機も安全に停止させるなど、無駄な加工をも抑制します。
MT-TPS タッチ プローブ シールド 機上において直接ワークを加工中のインプロセス状況で測定を安全に行うことができます。また、ツーリングゾーン内で発生する切粉、粉塵、クーランなどからタッチプローブを保護します。
MT-SmartLife 工作機械における予防保全の新たなフロンティアを創出します。NB-IoT技術を内臓したこれらの回転工具ホルダーにより収集されたデータは、オペレーターの介入や外部ゲートウェイを必要とせずに、直接クラウド内へ送信され、ダッシュボードを通して様々なデバイスの動作状況を確認することが出来ます。
MT-DCMソリューションにより、工作機械の機能を拡張することができます!
X11 パワード エレクトロスピンドル駆動に必要な動力源を内部で発電させることで、電気配線を施すことなく最大60,000rpmの高速加工を可能にしました。
MT-DCY デジタル コネクテド Y-Axis は、Y軸を装備していない機械でも、オフセンターのドリル加工、ネジ切り、フライス加工などを行うことができます。Y軸のオフセット量は、bluetoothを介してCNCと直接通信することで調整することが可能です。
MT-DCB デジタル コネクテド B-Axis 、1つの角度調整可能な回転工具ホルダーを利用することで、様々な角度でのドリル加工や溝入れ加工が可能になります。位置決めは、内臓されたモーター、バッテリー、電子回路等により、自動的に調整設定することが可能です。
MT-DCMのソリューションは、その多くが特許製品となっており、私たちを常に際立たせてきた革新的な姿勢の証となっています。
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